【終活】お中元・お歳暮を断られてもなお贈ってくる者の心理とは?

Danngo

儀式じゃなくて「健康で文化的な最低限度の生活」に使いなはれ

誰かが嫌がっていて「やめてよ」と言ってる時でもしつこくやめられない心理とはどういったものなんでしょうか。

我が家では、お中元・お歳暮は断り+辞め、年賀状は相手に任せるスタイルを取っています。

目次

お中元・お歳暮・年賀状を拒否する人の心理

日本に古くから伝わる慣習である、日頃お世話になっている方に贈り物や書状を通して感謝の気持ちを伝える文化。

文化的には、お中元やお歳暮は先祖を祀るための行事から、年賀状は年始の親族等のあいさつ回りを起源としているようです。

昔ながらのお中元・お歳暮・年賀状を贈る人は、「礼儀」というものを大事にしています。
関係を不用意に壊したくない、あえてあれやこれやと波風を立てたくないという思いが強く、なかなか自ら断るという行為はしづらいものです。

まず、お中元・お歳暮・年賀状を拒否する人の心理 というものは一体どういうものでしょうか。

お中元・お歳暮を拒否する人の心理

贈られた側として、むしろ迷惑だと感じている(社会の風習<自分のメリット)

お中元・お歳暮を断る側の人は、以下のようなことを考えています。

  • 核家族で共働きが多い今、いったい宅配便の荷物を誰が受け取るの?
  • 相手にせっかくの休日に時間指定で家に居させるのか?あるいはスポットに取りに行かせるのか?
  • 大家族なら格別、生ものの大量送付とかおすそ分けの手間をかけさせる?
  • お返しやお礼の電話・手紙などの気遣いを相手に払わせる?

健康上の理由から、受取の確証ができなくなっている(社会の風習<他人への配慮)

健康上の理由から断る人は、以下のようなことを考えています。

  • 自分がいつ入院するか分からない
  • お中元・お歳暮の手配やお返しの管理をする体力がもうなくなっている
  • 自分が受け取れないときに、遠距離に住む家族に面倒がかかってしまう

贈る側の財政上の負担を心配している (社会の風習<他人への配慮)

現役引退後の高齢期になると、貯金がない高齢者は生活が苦しいことが分かっています。
贈る側の財政上の負担を心配している人は、以下のようなことを考えています。

  • 贈り物を贈っている余裕があるのなら、自分の生活費や医療費に充ててほしい

年賀状を拒否する人の心理

年賀状をやめる側の人の心理は、おおむね以下のとおりです。

  • 年賀状だけの付き合いは不要だと思っている
  • 家族写真や子供写真を送られても言うほど相手に興味がない
  • 年末繁忙で準備の時間がとれない
  • 個人情報管理が面倒、紙処分も面倒
  • 年賀状代が高い
  • 健康上の理由から、そろそろ社会的な付き合いを減らしていきたい

お中元・お歳暮・年賀状を断られたのになお贈ってくる人の心理とは

上記の理由から、拒否する人には、それなりに本人が「困る」と思っている事情があるゆえにお断りしていることが分かります。

それでは、拒否されてもなお、お中元・お歳暮・年賀状を贈ってくる人の心理とは、いったいどういうものなんでしょうか。
概ね、以下のようなものが考えられます。

純粋に断られたことを忘れていた

人間なので、うっかり忘れてしまうことは当然あり得ます。

他の事例としては、喪中はがきを送ったのに年賀状送ってきてしまう人がいることからもわかります。

もう一度お断りされれば、本人も思い出したり、正しくお付き合いをやめたりできるタイプのパターンです。

儀礼=礼儀だと思っている

そんな欠礼はできない、と思っているパターンです。

礼儀正しい人が「慮れる人」として好かれる傾向が高いですし、習慣とか価値観の違いはなかなか難しいもので、一度断ってから受け取る文化の地域の方もいらっしゃるようです。

そういうわけで、「相手は欠礼されるかもしれないけれど、自分たちはとってもお世話になっているから我々は欠礼できない」という類の人もいらっしゃるようです。

これは、断った側の都合ではなく、断られた側の都合が優先されている一つのパターンです。

少しでもコミュニケーションを取りたい・暖かい言葉をかけられるきっかけにしたい

古い世代に多く見受けられます。
贈り物到着を契機に電話をして世間話をする、というコミュニケーションスタイルです。

若い世代はラインやメールで簡単にコミュニケーションが取れるので、
会いたければ普通に会ったり会話すれば良いと考えていますし
LINEの「未読スルー」「既読スルー」という言葉に表れるように、「拒否」の反応が示されたら察して距離をとる文化があります。

しかし、かつてはあっても固定電話しかなかった世代。自宅に電話するにも何等かの建て前は必要だったのでしょう。

断られてもなお贈ってくる、という場合は、贈った本人は贈られることを断ったその人とコミュニケーションを取りたい、嫌がられても欠礼はできないだろう、という心理で送ってきています。

これも、断った側の都合ではなく、断られた側の都合が優先されている一つのパターンです。

プライドが固定化してしまい社会的に敬われないことに慣れない

社会的に優位な職業についていたり、大企業で出世したり社会的に評価されてきた経験のある方に多いです。

「自分がやっていることはいつも正しい」
「自分の好意や配慮が断られるわけがない」

断られた側が、社会的な立場ではなく一人の人間としてどういう風に思われているのかというのを顧みる機会が少なかった人、弱い立場であったことがなく目下の人に傲慢で不遜な態度をとってしまう人、であったということです。

年齢的に変化することはないので、怒ることほどの元気がなくなるまで健康が悪くなったりしない限りは、治ることはないでしょう。

これも、断った側の都合ではなく、断られた側の都合が優先されている一つのパターンです。

なにか贈り物を拒否されたときは

以上のとおり、 お中元・お歳暮・年賀状を断られてもなお贈ってくる者の心理とは、「断った側の都合ではなく、断られた側の都合が優先されている」心理である、ということが分かります。

嫌がられているのに、しつこくその行動をやめないというのは、理を知らない子供と同じ行為です。

お中元・お歳暮・年賀状を断られた場合は、相手の都合を慮って、言われた通りやめるようにしましょう。

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